「フシギオカシナユルグルー」は、「大阪芸術大学」と「おおさかカンヴァス2 0 1 5 」の連携企画!

■期間・展示場所■
10月3日(土)から12日(月・祝)中之島公園芝生広場
  ■ワークショップ■
[日時] 10月3日(土)・4日(日)/10日(土)・12日(月・祝)13:00〜15:00 ※雨天中止
  [会場]:中之島公園芝生広場[参加費]:無料/申し込み不要[所要時間]10分〜

『青空の下で!フシギオカシナユルグルーをさがそう!』あなたも、ユルグルー物語
ワークショップに参加しませんか!大阪の街の中心にある『島』、『中之島』。
そのなかにある公園『中之島公園』青空の下で、大きな不思議おかしなユルグルー(立体作品)と芝生の上で、
あなたも主人公になって! 色々なステキ『おかしな物語り』の想像を膨らませ、みんなで、
あらたな物語をシミワークショップで、つくり・繋げませんか!子ども達・大人も一緒に!

[主催]  大阪府  [特別協賛]大阪芸術大学
[交通]  ●地下鉄堺筋線北浜駅下車 26番出口 徒歩5分  ●京阪中之島線なにわ橋駅 徒歩5分
[問い合わせ] yuruguru.simiws@gmall.com
「フシギオカシナユルグルー」ワークショップについて 
■大阪芸術大学 芸術計画学科学科長 犬伏 雅一■

今井杏奈氏の生み出す優しきモンスター・ユルグルーは、
頭の中で練り上げられた設計図が、ポンと形になるのではない。
さて作品の設計図はどこにあるのか。この疑問への答は、
彼女が作品展示とともに大切にしているワークシップに参加するとわかる。
お絵描き絵本は出来上がった下絵に色を入れる。これも楽しい、ただ、
色を入れる側は自分の中にある可能性を下絵に縛られている。
今井氏のワークショップはたまたま紙にたらした絵の具が
生み出す形と対話しながら形を育んで、ワークショップの参加者の可能性を開いていく。
作家も偶然存在する世界の中の染みとの対話を粘り強く繰り広げるのである。
その中で自身の可能性を開いて、その先に変幻自在のユルグルーが出現する。
不思議怪物ユルグルーと共にアートとのふんわりと優しい対話の場を開くしな
やかな力持ち今井杏奈のこれからを大阪芸術大学は応援する。
目的:概要
大阪の人々は常に戦っている。それが大阪人。「戦う」は個性的に生きる事で、の結果、
大阪は場所も人も他にない多様性を生み出し、それらが同じ空間に存在している、
フシギ空間であると、私は考えている。

川と橋に囲まれ、ビルに囲まれ、大阪の文化・歴史を育んできた大阪・中ノ島。
いろいろな人々が集まる都会の中之島公園(場所)、人々から聴こえる、多くのリズム・息使い(人)から私が
感じたことなどをフシギ立体作品にし、中之島公園で展示する。

個性の素晴らしさ、面白さ、不思議さをアートで表現する。
おおさかカンヴァス2015テーマ:たたかう
オオサカの戦う人々、戦うビル々、戦う木々、戦う道々
オオサカ世界はつねに戦っていいる
「戦う」は個性的に生きる事
自分自身で生きる事
それはとても面白おかしな
フシギでゆかいなコトだよ
フシギなオオサカ世界だよ
おおさかカンヴァスに向けて
大阪には様々な個性的な人が生活している。
サラリーマン・夫婦・マダム・親子・若いカップル・スポーツマン・おばちゃんなどである。
そして、その人たちが生活し、街に刻んでゆくものの1つ、ビルのシミや道路の割れ目、塗装の剥がれ。
私はそれを見ていると、何かの顔に見えたり、足の様なものが見えたりしだす。
大阪の個性的な人々が私の想像力を刺激し、さらに私の日々世界に感じていることと相まって
シミ一つからフシギな生き物ユルグルーの、フシギな物語が作られていく。
多様なユルグルーたちは、様々な人々が集う、中之島公園に集まりだした。
彼らをみると、人々の・自分自身のフシギさ、面白さを、ころっと思い出すのではないだろうか。
ユルグルーとは
初めての人に出会ったり【コミュニケーション】、テレビでニュースを見たり【社会・情報】、
突然遠くへ出かけたりする【時間・空間】、日々の生活の中での出来事を
いろいろな視点からみて、おもしろおかしくつくった物語の主人公たちである。
身近に生えている草木を煮出して、自然の色とエネルギーを取り出し、
それが自由に動き出してできたシミ。いつか誰かが使って忘れてしまった布。
歴史やエネルギーのあるものを用いて平面や立体で”ユルグルー”を生み出す。
”ユルグルー”それぞれには、つっけんどんにマイペースな性格や、
うたっておどって大笑いの物語、お腹がグゥと鳴りそうな晩餐会の物語など、
少しブキミでクスッとする大冒険があるのです。
人間は1人ひとりがおかしくてステキな物語の主人公であり、それが折り重なって現実世界が出来ている。
相手の物語、自分の物語をお互いによく読み合えば、理解し合い、共感し合い、愛し合い、
認め合うことができ、他人に自分を感じることができるのではないだろうか。
それが、今の社会が見失った、人々の繋がりや、人間愛、自然愛、自己愛を取り戻すカギと考えている。
履歴
今井杏奈展 Anna Imai  

略歴 1991 兵庫県生まれ
  2013 大阪芸術大学芸術学部美術学科彫刻コース第2( 総合素材) 卒業
  現在 兵庫県在住

グループ展 2010 木の造形展(近畿中国森林管理局「もりのギャラリー」/大阪/2011)  
2011 農とクラフトフェア(寺内町/大阪) Artkich!!(喜志/大阪)  
    木と肌と香り展(木根館 河内長野市立林業総合センター/大阪)  
  2013 加古川アートミュージアム(加古川市役所/兵庫)  
    キテ・ミテ 中之島2013 ( 京阪電車渡辺橋駅/ 大阪)  
    施美時間(国宝鶴林寺/ 兵庫)  
  2014 キテ・ミテ 中之島2014 ( 京阪電車大江橋駅/ 大阪)  
    京都野外彫刻展 紹介作家(京都府立植物園/京都)  
    秋の府庁旧本館彫刻展 (京都府庁旧本館/京都)  
    高瀬川開削400年記念  第8回 京都高瀬川彫刻展(京都高瀬川/京都)  
    白川野外美術展(京都白川/京都)  
  2015 NEW FACE ART 堺( 堺市立文化館/ 大阪)  

個展 2015 「オカシナ・おかしな展」ドットアートコスモ /企画( 伊丹市立伊丹郷町館 旧岡田家住宅・酒蔵/ 兵庫)

公募展
受賞
2012 京展  館長奨励賞 受賞  
  全関西美術展  読売テレビ賞 受賞  
    県展 兵庫県 美術文化協会賞 受賞  
  2014 堺市展 堺市立文化会館ギャラリー  
    芸術新人賞 受賞  

2015. 伊丹市立伊丹郷町館 旧岡田家住宅・酒蔵          キテ・ミテ中之島2015 京阪電車(大江橋駅)