水津俊和 Suizu Toshikazu
鉛筆コンテと水彩がで描く  京阪沿線の美景展
京阪電車の(大阪・京都・滋賀)の美しい四季折々の風景をスミ線の鉛筆コンテと淡い透明水彩で描いた珠玉の原画と「京阪沿線の名橋を渡る」のポスターなど約百五十点が展示されます。
      
【会場】くずはモール(南館ヒカリノモール1F・SANZE-HHIROBA)
【開催期間】2015.10/22(木)〜28(水)10時〜21時 ※最終日は18時まで 料金:無料
【主催】主催:京阪電気鉄道株式会社・株式会社京阪百貨店・株式会社京阪流通システムズ
【住所】大阪府守口市河原町8-3 
【アクセス】京阪電車樟葉駅下車すぐ 
【問い合わせ】06-6945-4560(京阪電車お客さまセンター)
水津俊和 「鉛筆コンテと水彩がで描く  京阪沿線の美景展」にむけて
水津氏の絵は、親しみやすさに満ちているが、その作品を特徴づける最大の魅力はやはり、各々の画面に通底
する「肯定的な無常感」のように思える。作品に向き合っていると、「今この瞬間の景観は、二度と目にする
ことができない」ということを痛感させられると同時に、「だからこそ余計に、その、はかない景観が愛しい
のだ」という想いが伝わってきて、懐かしさと同時に、諦念にもにたすがしさを覚える。私が水津作品の収集
を続けているのも、そうした、スケッチの城を越えた奥深さに魅了されてのことである。
                                           作家・若一光司

水津さんの絵を見ると、いつも構図の大胆さに目を奪われます。前景の誇張、吸い込まれるような遠景、遠近
線を自在に横切る水平線。さらには意表を衝く視点の置き所。現実の茫洋とし風景が、画家の目を通すと
これほど鮮烈に取られるのかと、改めて感服させられます。
                                          作家・久坂部 羊
履歴
水津 俊和
Suizu Toshikazu

略歴 1951 島根県に生れる
1970 大阪市立工芸高等学校美術科(洋画)卒業  
近鉄百貨店宣伝課入社
1974 京阪電気鉄道株式会社入社
油彩「16歳になった我が娘」でOBP文化際金賞受賞
1998 ホテル京阪京都で「鉛筆コンテが観た京阪沿線の建築物」の個展開催
2000 画集「鉛筆コンテが観た京阪沿線の建築物」を京阪電鉄から発刊
2003
スルッとKANSAI K-CARDシリ-ズ化のデザイン絵に
「京阪沿線の建築物」が採用される
2004  鉛筆コンテが観た「ナイス大阪」水津俊和スケッチ展(ドットアートコスモ)
2005

 鉛筆コンテが観た「関西のふる里」水津俊和スケッチ展(ドットアートコスモ)

2007 鉛筆コンテが観た「関西え〜とこ」水津俊和スケッチ展  (大阪・ドットアートコス)
2009      「鉛筆コンテが観た 京阪沿線の美景」個展 (大阪・ドットアートコスモ)
2011 「 鉛筆コンテが観た 京阪沿線の建築物50選」(大阪・朝日新聞大阪本社アサコムホール)
2012 画集 「鉛筆コンテが観た 日本の美景百選」を京阪エージェンシーから発刊
  「鉛筆コンテが観た 日本の美景百選」展(兵庫・伊丹市立伊丹郷町館 旧岡田家住宅酒蔵(国の重要文化財)
2013 「キテ・ミテ中之島2013」参加(大阪・中之島駅)
  京阪 特急車額絵に「京阪沿線の美景」絵画作品展示
2014 「キテ・ミテ中之島2014」(大阪・渡辺橋駅) 京阪 特急車額絵に絵画作品展示
2015 「キテ・ミテ中之島2013」(大阪・中之島駅) 京阪 特急車額絵に絵画作品展示
現在


京阪電鉄宣伝部門のグラフィックデザイナー
朝日カルチャーセンターくずは教室・サンケイリビングカルチャー倶楽部枚方教室
NHK文化センター京阪守口教室の絵画講師