津田 智恵 展
 Tsuda Chie Existence
 酒蔵での3日間だけの展覧会
第3章『あっぱれ 酔っぱれ。』彫刻・平面・歌
伊丹市立伊丹郷町館・旧岡田家酒蔵  国の重要文化財 (現存する日本最古の酒蔵)

■開館時間10時〜18時 (入館は17時30分まで) 入館無料


[所在地]
〒664-0895 兵庫県伊丹市宮ノ前2丁目5番28号
「みやのまえ文化の郷」 伊丹市立伊丹郷町館・旧岡田家酒蔵
[問い合わせ]
ドット アート コスモ 右脳の散歩道ギャラリー(C)
Tel. 090-3487-2601
伊丹市立伊丹郷町館
Tel.072-772-5959
[後援]
ドット アート コスモ 右脳の散歩道ギャラリー(C)
財団法人 伊丹市文化振興財団伊丹市立伊丹郷町館
[交通]
●阪急伊丹駅より徒歩北東へ9分
●JR伊丹駅より徒歩北西へ6分
●伊丹市バス・阪急バス伊丹本町停留所より徒歩北へ3分


[津田智恵と『江戸時代の町家で味わう会』 ]
8月26日(日)PM12:00〜PM14:00  (50食限定)  参加費¥2.500-
[もてなしの文化]かつて伊丹を訪れた文人墨客をもてなした会席料理『伊丹郷町御膳』を楽しみませんか。
兵庫県指定重要有形文化財・旧石橋家住宅の座敷にて, 津田智恵と「あっぱれ酔っぱれ」と。
■完全予約制のため8月18日までに下記までにご連絡下さい。
ドット アート コスモ 右脳の散歩道ギャラリー(C)
FAX :06-6222-6268 E-mail:tamato@designdot.co.jp
「あっぱれ 酔っぱれ」

朝にあっぱれて

宵に酔っぱれる

昼のことは忘れて、

平和であれ

タイトルとしての「あっぱれ 酔っぱれ」

独りであれ,二人であれ,多勢であれ、かまわない。
そこに在ることに、そこに無いことに,酔えばいい。
酒に酔う・自分に酔う・場所に酔う・人に酔う・空気に酔う・船酔いだったり 
吐いちゃったり、でも酔っていたい。
行きつく終ての、あっぱれは私流に言うと『酔っぱれ』かもしれない。
本当は酔わされたい。
全ては自由だから。

あっぱれ第2章にむけて。

「あるがままに漂ってこそ快感、不確実さを泳ぐように生きていたい。」
しかし、不安定な自由に私達は耐えられない、退化し怠惰になることを恐れ、
モノ主義人生まっしぐらー。
進歩やら発展やらの共同幻想の渦の中をカラッポの心が、ボソボソと音を立てて
踊っている。
乾いた欲が麻ひさせたこの感じに酔いながら私は
この世相手に何をしでかそう。
感じない芸術はひたすら空しい。本質を無視して形を問うてみても、丸いものを
四角や三角にしているだけで、
哲学なんて日替定食みたいなもの。
全ての存在と非存在は地球存続に関わる部品でしかなく、
(私達は,ボルトやナットやワッシャーか・・・)
表現や思想や考えは、存在と非存在が向かう未来に対する矢印にすぎない。
(Deleteひとつで「私」の意味など消せる。)
生みだした作品は人間を映すただの鏡である。
(芸術はけっして難しいものであってはならない)
しかし,作品と言う鏡に現し出された像は、一歩先をゆく 人間のみすぼらしくも自然な姿であってほしい。
無能なまでに豊饒な自然の姿であって欲しい
人と自然が可能なかぎり長く寄りそって生きられるように、
そんな未来の為に私の毛の先から最後の一刻りまでも費やしたいと願う。
全てがあっぱれと叫ぶ為に。

履 歴
津田 智恵 Tsuda Chie

略歴 1977 京都生まれ
2000 大阪芸術大学美術学科彫刻コ-ス卒業
2001 大阪芸術大学彫刻研究生修了
現在 京都で制作、在住

個展 2004 あっぱれ展 (ドットアートコスモ・大阪)
2006 あっぱれ展 (ドットアートコスモ・大阪)
2007 あっぱれ展 酒蔵での3日間だけの展覧会 (伊丹市立伊丹郷町館
旧岡田家酒蔵・兵庫)

グループ展 2001 Small Warks展 (Gallery童子庵・岐阜)
2002 大阪芸術大学OB展 (Guild Gallery・大阪)
2005 「BEYOND THE BORDER −猫から虎へ−」 (茶屋町画廊・大阪)

シンポジウム 2001 木彫シンポジウム in Gujyo参加 (岐阜県郡上八幡)
2002 彫刻村展  2002 (岐阜県立美術館)
2005 木彫シンポジウム in Gujyo参加 (岐阜県郡上八幡)
2006 彫刻村展2006 (岐阜県立美術館)

公募展 2000 第7回公募展彫刻フォ-クア-トおおや入選 (兵庫県大屋町)
2004 第11回公募展木彫フォ-クア-トおおや入選 (兵庫県大屋町)
アートギャラリーJOYO.2005入選 (京都府城陽市)
展覧会風景
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