箕浦 志穂子

箕浦 志穂子 Shihoko Minoura
配管/2016/染色/絹・パネル
■駅から始まるアートイベント「キテ・ミテ中之島2017」への想い
アートは日常生活を豊かにしてくれるもの。そしてアートは私たちの身近に溢れています。例えば自然や動物、建築物や工業製品など、見方によってはどんなものだってアートになると思うのです。私はそんな身近にある目には付きにくい小さなアートを大きな作品で展示することにより、このキテミテ中之島で沢山の人に身近にアートがあることを伝えたい、そう想います。
■「キテ・ミテ中之島2017」出品作品のコンセプト
京阪電車の送電線、パンタグラフ、線路、その上を走る電車の車輪、駅構内にある配管。毎日利用する中で興味を惹かれ見ていました。中でも駅舎の配管は私にとって特に興味深いものです。
身近なものだけにあまり気にも止めないものですが、そのものが持つ美しさ、力強さに心を奪われ、それをモチーフに作品にしてみました。
■Profile
1994 京都府生まれ
2017 京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科染織テキスタイルコース卒業
現在 京都府在住
【グループ展】 
2016 友労染展第36回染住民の祭り(みやこめっせ/京都)
 【受賞】 
2016 第36回染住民の祭り アイディア賞 受賞

photo image《朝涼み/2015》